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2026.08.21

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「これくらい大丈夫」が事故を招く ― 不安全行動をなくして安全な職場へ

労働災害の多くは、機械や設備だけが原因ではありません。実は、作業者の「ちょっとした油断」や「慣れ」が事故につながるケースが数多くあります。

このような、安全を阻害する行動を**「不安全行動」**といいます。

厚生労働省では、不安全行動を「労働者本人または関係者の安全を阻害する可能性のある行動を意図的に行う行為」と定義しています。

重大な事故は、不安全な設備や環境(不安全状態)と、不安全行動が重なったときに発生しやすいため、日頃から原因を理解し、防止することが重要です。


不安全行動が起こる主な原因

現場では、次のような理由から不安全行動が発生します。

  • 正しい作業手順を知らない、または忘れてしまった
  • 「確認する時間がもったいない」と手順を省略する
  • 「今まで事故がなかったから大丈夫」という慣れや過信
  • 納期や作業効率を優先して安全確認を後回しにする
  • 周囲も同じように作業しているため危険と感じなくなる

最初は小さな省略でも、それが職場の「当たり前」になると、大きな労働災害につながる危険があります。


代表的な不安全行動

厚生労働省では、不安全行動として次のような例を挙げています。

  • 安全装置を外して使用する
  • 決められた安全手順を守らない
  • 保護具を着用しない
  • 危険箇所へ不用意に立ち入る
  • 運転中の機械を清掃・点検する
  • 指定外の工具や機械の使い方をする
  • 自己判断で作業方法を変更する

どれも「少しくらいなら」という気持ちから起こりやすい行動ですが、一歩間違えれば重大災害につながります。


不安全行動を防ぐためのポイント

① 作業手順を明確にする

危険なポイントを事前に洗い出し、誰でも理解できる作業手順書を整備しましょう。

また、現場の状況に合わせて定期的に見直すことも重要です。

② 安全教育を継続する

安全意識は一度教育を受ければ身につくものではありません。

繰り返し教育を行い、事故事例やヒヤリハットを共有することで、「なぜ安全確認が必要なのか」を理解できます。

③ 整理・整頓を徹底する

工具や資材の放置、通路の障害物などは転倒や接触事故の原因になります。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底し、安全な作業環境を維持しましょう。

④ KY活動を習慣化する

作業開始前のKY(危険予知)活動を実施することで、その日の危険ポイントを全員で共有できます。

「危険を予測し、対策を考える」習慣が、不安全行動の防止につながります。


安全文化は一人では作れない

労働災害を防ぐためには、一人ひとりが安全を意識することはもちろん、職場全体で安全を最優先に考える文化づくりが欠かせません。

「早く終わらせること」よりも「安全に終わらせること」を優先する職場こそ、事故の少ない職場になります。


OTG講習センターがお手伝いします

OTG講習センターでは、各種特別教育・安全衛生教育をはじめ、安全大会や企業向け安全講話、KY活動、不安全行動防止教育など、現場ですぐに活かせる実践的な研修を実施しています。

実際の労働災害事例を交えながら、「なぜ事故が起きるのか」「どうすれば防げるのか」を分かりやすく解説し、安全意識の向上をサポートいたします。

「事故ゼロ」の職場づくりは、日々の安全教育から。

企業様のご要望に合わせた出張講習・安全講話にも対応しておりますので、お気軽にOTG講習センターまでお問い合わせください。

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